2010年01月17日

この記事をクリップ!
銀座の地主になった泣き笑いの一幕11


銀座にはそのころ、伊神自転車という店がありました。
壹番館から四、五軒先のところです。
戦前の自動車屋で、いまの自動車屋さんくらいの
商売規模ですね、地主さんは、
「伊神が保証人の判を押せば貸してやる」
実のところ、伊神さんとは、
ご近所だけれども保証人になってもらえるような
交流はしていなかったので、内心、困惑しました。
でも、正直に話すと、
「渡辺さんなら判子を二つでも三つでも押しましょう」
と快く引き受けてくれたのです。

この土地事件で、私には、二人の恩人ができたことになります。
私に親切にしてくださったお嬢さんは、
まもなくお嫁入りが決まりました。
お祝いと感謝の気持ちから、花婿さんが着るモーニングを、
是非にとお願いして、壹番館で作らせていただきました。

銀座 壹番館 渡辺実

(15:10)

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字